また、陽イオンが多いほど純度が高いということになり、仮に純度100%のゼオライトは陽イオン量が100g当り213ミリグラム当量といわれているが、陽イオン量を調べることにより純度も逆算できる。しかし、埋蔵されている鉱床にバラツキがあったり、不純物が多く含まれていると純度にもバラツキが出るためC.E.Cが低下する、よって鉱床の安定性と均一性が要求されることとなる。
また、ゼオライトの特性には物理的特性があるが、当社クリノプチロール沸石は、耐水性においても極めて優れている。
(しかし、クリノプチロライト間においても品質差は極めて大きい。)
これらから水処理にはクリノプチロライトが主として使用されるのであるが米国の文献に於いても水処理用には専らクリノプチロライトが記載されている。
●Clinoptilolite of possible Economic Value in Sedimentary Deposits
of the Conterminous United States-United States Government Printing
Office ,Washington:1971
●Erionite and Other Associated Zeolite in Nevada-by Keith G,Papke
University of Nevada
●Nitorogen Control-Environmental Protection Agency Technology Transter
等
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